配管やダクトのルーティングは、プロパティでサイズ・レベル・プリセット（レイヤーや色、線幅など）を設定し、平面・断面を切り替えながら複雑なアップダウンのルートを一筆書きで作画できます。作画途中でサイズを変更すれば、レジューサ・ホッパーが自動発生します。

下記のさまざまな計算結果から、配管やダクトのサイズを決定しルート作画することも可能です。

●配管

・ 流速又は動水勾配を基にサイズを計算

・ 累積負荷流量によるサイズ計算

・ 給水負荷単位，均等表を基にサイズ計算

・ 排水負荷単位を基にサイズ計算

● ダクト

・ 累積負荷風量を基にサイズ計算

ポンプの配管作画と同時に防振継手やバルブなど必要部材を自動作画。他にも、ビニル管にネジ込みバルブを配置した際、自動でバルブソケットを作画します。

早いだけではなく「抜け漏れ」を防止します。

インサートの作画と同時に、耐震基準に沿った吊金物を一括で作画できます。

衛生器具類・制気口を対象にルートの一括接続ができます。配管のさまざまな接続パターンを用意し、切り替えて作画可能です。ルート同士の接続ではスペースキーを押すことで複数の接続パターン候補を切り替えながら簡単に作画できます。

●制気口算定

部屋情報を使用することで、部屋名・面積・天井高を取得し、簡易風量計算で算出した制気口（アネモ・ライン）を配置します。

●静圧計算・揚程計算

送風機やポンプの能力算定を、条件を変えながらシミュレーションすることができます。計算結果の複数保存、Excel出力が可能です。

配管プレカットに必要な情報を一括付与、ナンバリングすることにより、配管の平面図やアイソメ展開図および、継手の差込代やネジ込代、パッキン代などを考慮したプレカットリストをExcel形式で出力可能です。

機器・器具の個数、配管の材料や長さ、ダクトの板厚毎の面積などを集計できます。また、保温材・施工場所毎の集計、フレキの本数単位での集計が可能です。拾い根拠リストも作成可能です。